日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2019年6月16日昨日はビジネス ボイストレーニングの3回目でした




昨日は、5月からスタートしている、ビジネス ボイストレーニングコースの3回目がありました。

このコースは滑舌や声の質の改善、各ビジネスシーンでの話し方などを学んでいただく講座です。

今日のテーマは、プレゼンテーションでした。

このコースは、毎回、発声練習から始まります。滑舌よく、大きな声が出せるよう、時間を掛けてしっかりとウォーミングアップします。

その後、プレゼンの講義に入りました。

まず、プレゼンの資料作りや、説明のし方などを講師が解説します。

その後は、ロールプレイング。受講生が実際に、前に立って、プロジェクタに投影された資料を説明します。

このロールプレイングでは、受講生一人ひとりに講師から、早口にならないこと、強調したいところは声を強めること、聞き手を見て話しをすることなどのアドバイスがありました。

受講生は、会社勤めの方が大半ですが、声を使うプロを目指されている方や、高級料理店の板前の方などもいらっしゃいます。

なので、参加者全員にプレゼンの機会があるわけではないのですが、プレゼンの要素は、他の場面でも使えるものが多いのです。

例えば、プレゼンでは、まずこれからどういう話をするのかを述べてから説明に入るとよい、という解説がありました。

提案の前提を話すのか、提案の1つ目の効果を説明するのか、など。

これは、上司への報告などのビジネストークでも使えますよね。

また、重要な点を4つ言うとき、4つとも同じトーンで言う、一つでもトーンを下げると、その項目だけ優先順位が低いと思われる、という解説がありました。

これも、お店での販売や営業などで、お客様に複数の商品をお勧めするときに、気をつけたいことですね。

これらは、昨日の講座の中のほんの一部ですが、参加者は熱心にメモを取り、積極的にロールプレイングに取り組んでいました。

次回は、司会のし方をテーマに、話し方、声の出し方をトレーニングします。

このコースに興味のある方は、ぜひ事務局までお問い合わせください!

保護中: ビジネス ボイストレーニングコース
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